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写真や文章の引用はNG? 知っておくべき著作権のルールを弁護士が解説

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2019年09月13日
  • 顧問弁護士
  • 引用
  • 著作権
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  • 岸和田
写真や文章の引用はNG? 知っておくべき著作権のルールを弁護士が解説

自社サイトをオープンするにあたり、ほかのサイトでイメージ通りの画像や文章を見つけたら、ついそのまま使いたいと思ってしまいませんか。限られた予算と時間でサイトを作成するとなると、素材や原稿の準備にも大変な労力が必要でしょう。確かにほかのサイトから引用できれば費用の節約や時間の短縮にもなります。しかし、きちんと利用規約を確認し、正しい方法で引用しないと、著作権を侵害することがあります。
この記事では、著作権法の基本や、違反した場合の罰則、正しい引用方法について岸和田オフィスの弁護士が解説します。

1、Webサイトを作るときは、どんな素材を利用すべき?

Webサイトを作る際に利用できる素材として、フリー素材を思い浮かべる方も多いでしょう。確かにフリー素材は、無料で利用できるものが多くありますが、すべてが自由ではないことがポイントです。
使い方が指定されている場合や画像の加工が認められない場合、個人利用については無料でも法人利用は有料となっている場合などがあるため、事前に利用規約をよく確認しておかなければなりません。

2、無断使用はダメ!著作権侵害とは?

個人が創作した文章や画像のような独自の表現物を「著作物」、その著作物の創作者を「著作者」といいます。そして、著作物が無断で他人に利用されないように著作者の権利を守るものが「著作権法」です。著作者の固有の権利である著作者人格権と、著作物に対するさまざまな権利が含まれています。

著作物の対象となるものは、文章や画像以外にも音楽や映画など広範囲におよび、特許庁に出願・登録しないと権利が発生しない産業財産権と異なり、創作された時点から発生するものです。
つまり、あらゆるところに著作権が存在していることになるため、必ず注意しなければならないのです。著作物を無断で利用した場合には、著作権侵害となる可能性があることを理解しておきましょう。

3、著作物を無断で利用するのはすべて著作権侵害?

著作物を無断で利用しても著作権侵害にならないケースがあります。具体的にどのようなケースが該当するのか確認してみましょう。

  1. (1)そもそも著作物ではないケース

    著作物とは、人が独自に創作した表現物であるとお伝えしましたが、たとえば落書きなどは対象ではありません。
    著作物として認められるためには、思想または感情、作者の個性が表現されたものである必要があり、表現というほどのものではない短い文章や歴史上の事実なども著作物ではないといえます。

  2. (2)著作権者の許可を得たケース

    著作権者に許可を得ている場合は「無断使用」ではないため、著作権侵害にはなりません。しかし、著作物を創作した著作者と、その権利を取得している著作権者が同一とは限らないため注意しましょう。
    また、許可を得た際の目的の範囲内である必要があり、許可されている範囲を超えて利用してしまうと違法になります。許可を得たからといって、何にでも使っていいとは限らないことを認識しておかなければなりません。

  3. (3)引用が成立しているケース

    著作物を正しい方法で引用していれば、著作権の侵害にはあたりません。正しい引用方法については後半でお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

  4. (4)転載の許可を得ているケース

    一部の場合を除き、転載には許可が必要とされていますが、きちんと著作権者の許可を得た転載であれば著作権の侵害にはあたりません。

4、著作権を侵害してしまったら?

では、もし著作権を侵害した場合にはどうなるのでしょうか。刑事上と民事上にわけて見ていきましょう。

  1. (1)刑事上の罰則

    権利侵害罪の場合、10年以下の懲役と1000万円以下の罰金のいずれか、またはその両方が科されます。法人の代表者や従業員が行った場合、行為者だけでなく、その法人に対しても3億円以下の罰金が科されます。
    つまり、自社サイトの立ち上げにあたり、社内の担当者が著作権を侵害すると大変な損害につながる可能性もあるということです。この罰則は、故意に著作権を侵害した場合のみが対象ですが、民事上のペナルティーもあります。

  2. (2)民事上のペナルティー

    著作権が侵害された場合、侵害を差し止める請求以外にも、侵害を起因とする損害賠償請求や不当利得返還請求、名誉回復措置請求など、著作権者からのさまざまな請求が発生します。このような事態を回避するためにも十分注意しましょう。

5、正しい引用のルールについて

それでは最後に、正しい引用のルールを確認しておきましょう。

  1. (1)引用が認められる条件とは

    引用が認められるためにはいくつかの条件があります。具体的には以下のような内容です。

    • オリジナルと引用の関係が明確であること……引用部分はコンテンツの質や量の部分においてあくまで補足的な存在でなければなりません。
    • 引用であることがパッと見ればわかるように、それぞれの区別がはっきりしていること
    • サイトにとってその引用が必要であること
    • 出典元を明示しておくこと
    • そのままの状態で利用すること


    引用の際にはこれらすべてを満たさなければなりません。

  2. (2)正しい引用方法

    文章を引用する場合には次のような方法で、オリジナル部分との区別をします。また、引用元については「○○より引用」など、きちんと記載しましょう。

    • 引用部分を“”や「」ではさむ
    • 文字を斜体や太字にする
    • 文字の色を変える
    • 引用部分から改行して行頭を一段下げる
    • blockquoteタグ(引用・転載であることを示すタグ)を使う


    画像を引用する場合には、「参照:○○」や「出典:○○」と記載して、オリジナルの画像でないことを伝えるためにblockquoteタグを使います。
    文章や画像を引用する際はいずれも引用元を明記しますが、単に引用元のサイト名を記載するだけではなく、必ずリンクさせるようにしてください。

    これらの方法で正しく引用していれば、著作権の侵害になることはないでしょう。もし不安な点がありましたら、事前に弁護士に相談することをおすすめします。

6、まとめ

今回は、ネット上の画像や文章を誤って引用してしまったときの罰則や正しい著作権のルールを中心にお伝えしました。著作権は、私たちの身近なところに数多く存在しており、つい見逃しがちな権利でもあります。しかし、軽い気持ちで勝手に利用すると、とんでもない損害を被る可能性があると理解しておいてください。こうした損害を防止するためにも、あらかじめ弁護士に相談されると安心でしょう。
ベリーベスト法律事務所 岸和田オフィスの弁護士もサポートいたします。気軽に相談できる顧問弁護士サービスも実施していますので、著作権侵害に関するご相談がありましたらご連絡ください。

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